【マイクロ法人の目線】『薬屋のひとりごと』4話の「赤ちゃん壬氏」と「保育士猫猫」に潜むガチのマーケティング戦略
こんにちは、さのっち です。普段はマイクロ法人の運営についてのんびりブログを書いている僕ですが、最近はアニメ『薬屋のひとりごと』にどっぷりハマっています。
ストーリーの面白さはもちろんなんですけど、僕がこの作品で「一番ここが面白い!」と悶絶しているポイントがあるんです。
それが、「壬氏(ジンシ)さまと猫猫(マオマオ)の、絶妙すぎる主従逆転の甘え・保育士と手のかかる赤ちゃんの関係」。
特に3期・第4話の、あのバッタの唐揚げからのお粥のシーン。もう最高でしたよね……!
超絶美形で後宮のトップにいるはずの壬氏さまが、猫猫の前でだけは完全に無防備な「赤ちゃん」になって世話を焼かれたがっている。対する猫猫は、それをめちゃくちゃ面倒くさがりながらも、「はいはい、しょうがないなぁ……」と最低限の思いやり(生存本能)で餌付けしている。
この、少女漫画になりそうで絶対にナマナマしいアヤシになってしまう2人の温度差がたまらなく愛おしいんです。
今回は、そんな2人の「噛み合わなさすぎる尊いやり取り」について、僕なりのニヤニヤポイントをゆる〜く語っていきたいと思います!
無理してバッタを食べる壬氏さまと、仕方のない思いやりでお粥をあげる猫猫

山盛りのバッタの前でフリーズしていた壬氏さま。
猫猫が「あーん」してくれたものだから、まさかのバクッと勢いよく食べて、そのあと案の定お顔が青くなっていましたね(笑)。
猫猫はちょっとからかって、すぐ下げるつもりだったのに……「いや、そこ無理して食べるんかい!」と、画面の前でツッコミを入れてしまいました。
しかもそのあと、お粥まで「あーん」して欲しいからって、
「カユ」
とだけ言ってだんまり。
普段のスマートな姿はどこへやら、見事すぎる見事な赤ちゃん返りをかましてくれています。
自分で器持ちなさいよ!!(笑)
――と、画面の前で「壬氏さま、可愛すぎか!」と悶絶しつつ、「やれやれ」とため息をつきながらも、猫猫なりの仕方のない思いやりで、トントンとお粥を口に運んであげる優しさに、胸がじんわり温かくなっていたわけですが。
やり手ババアの行動は、ガチの「顧客マーケティング」だった説

ここでちょっとだけ、日頃マイクロ法人を営んでいる僕には、ピュアな萌えを見ていたはずなのに、なぜか脳内で損益計算書が勝手に開き始めてしまいました(笑)。
このシーン、一歩引いて外側から見ると、もう一つ別の意味でめちゃくちゃ面白いんですよね。
そう、緑青館のトップ・やり手ババアの存在です。
4話の後半で、禿(かむろ)の趙迂(チョウウ)を使って「猫猫の好みのタイプの絵」を描かせて、それを壬氏さまに売りつけようとしていたあのババア。一見すると「ただの強欲なガメついババアのギャグ」なんですけど、経営者目線で見ると、あれ完全に「ガチの顧客マーケティング」なんですよ。
ババアの脳内を勝手に代弁するなら、きっとこんな感じです。
「ほう、あの宮廷の超大物(壬氏)、うちの猫猫にベタ惚れじゃないかい」
「どれ、猫猫の好みっていうエサをぶら下げて、どこまで必死になるかテストしてやろう」
「沼れば沼るほど、将来の身請け金(売上)をドカンと吊り上げられるからねぇ……ひっひっひ」
っていう(笑)。
つまり、壬氏さまが猫猫の前でピュアピュアな「赤ちゃん」になればなるほど、裏ではババアの「おや、上等なお得意様が釣れたねぇ。うちの看板娘とのご縁をじっくり育てて、末長くご贔屓(ひいき)にしてもらおうかねぇ」という、アットホームな老舗ならではの温かい(?)顧客育成プランが着々と進行しているわけです。最高に胡散臭い。
でも、そんなババアの商業戦略も、壬氏さまの必死な甘えも、当の猫猫は1ミリも気に留めず、「はいはい、お口開けてくださいねー(真顔)」とお粥を運んでいる。
この「全力で甘えたい壬氏さま」×「裏で大金を毟り取ろうとするババア」×「義務感100%で保育士のように淡々とお世話する猫猫」の三重の温度差。
この斜め上の構造こそが、僕が『薬屋のひとりごと』を観ていて「あ〜、やっぱりこの作品、最高に面白いわ!」と膝を打ってしまう一番の理由なのです。
結び
というわけで今回は、アニメ『薬屋のひとりごと』第4話のバッタ&お粥シーンについて、僕なりのニヤニヤポイントと経営者視点を交えて語ってみました。
ファンとしては「早く結ばれてくれ!」と応援したい反面、経営者としては「ババア、これ以上単価吊り上げるなよ、予算オーバーするぞ!」と別の汗をかいてしまう、実に味わい深いアニメですね。
今後の展開がますます楽しみです!それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
